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うつで障害年金厚生年金2級決定により約166万円を受給できたケース
相談時の相談者様の状況
自動車工場にお勤めでしたが、うつを再発し休職。
退職直後にI 様から「障害年金の受給を申請したい」と相談をいただきました。
「障害年金を受給すると次に働きたい時に影響があるだろうか?」
「精神の障害の手帳も再就職時にどのような影響を及ぼすだろうか?」といった切実な相談内容です。
平成13年から「うつ」を発症して、症状の軽快~再燃を繰返し、
入院生活も長期間を繰返している様子。直前に退職した自動車工場では、
短時間就労からリハビリし、1年後にようやくフルタイム勤務を初めたものの
半年後にうつを再燃して仕事を断念することになりました。
相談から請求までのサポート
是非遡っての年金受給をしていただきたい。という気持ちでサポートいたしました。
初診の証明取得時には、当初本人が医師に依頼しに行ったのですが
「うつ病で障害年金を受給できるはずがない!」と本人が追い返されたこともありました。
ようやく出来上がった書類を見ると「平成8年不眠で睡眠剤を処方」の記載。
I 様いわく「受診したことを忘れていた。ただ不眠で2度しか受診していない」とのこと。
そこで当センターでは、医師に説明。当初は障害年金制度自体も反対の考え方でしたが、
説明を行い「平成8年」の受診についての初診と終診をきちんと証明いただきました。
結果
認定結果は事後重症(遡りのない)障害厚生2級。
遡及分も請求したいとのご希望から更に審査請求(不服申立)を行いました。
その結果、初診日は平成13年に覆ったものの、自動車工場のフルタイム勤務を逆手に取られ、
症状に波があるとのことから完全なる遡及請求はできませんでした。
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